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似てるようでまったく違う、「飲み会のマナー」と「酒飲みのマナー」

マナーというのは、相手のことを思うがゆえに生まれたもの。

社会生活だけでなく、あらゆる分野にマナーは存在します。

例えば、趣味の世界にも。


そう、つまり、酒飲みの世界にも当然マナーは存在するのです。

そして、ここで言う「酒飲みのマナー」とは、

いわゆる「飲み会のマナー」とは違うものです。


「酒飲みのマナー」。

ではまず、酒飲みが考えるべき「相手」とは誰か?

それは一緒に酒を楽しむ人であり、酒を供してくれる人であり、酒そのもの。


一緒に酒を楽しむ人のことを考えた場合のマナー。

こう言うと、

やれ「グラスがあいてたら酒を注げ」だ、

やれ「料理が来たら取り分けろ」だ、

言うに事欠いては「注文を促して取りまとめろ」だ、

良く聞くバカみたいな暗黙の決まりごとを思い浮かべてしまいます。


しかし、それは「飲み会のマナー」です。

しかもより限定された、「"業務の延長線上における"飲み会でのマナー」に過ぎません。

飲み会でそんなこと言われようもんなら、本来なら残業代請求して良いレベル。


俺がここで言いたい「酒飲みのマナー」のうちの、

「一緒に酒を楽しむ人のことを考えた場合のマナー」とは、

酒や食事のペースを強制しないこと

これに尽きます。

あとは興の削がれる会話を振らないことだとか。


酒も肴も自分のペースで楽しめないものは旨くない。

他人のペースを邪魔するってことは、その人の楽しみを奪ってるのと同義です。


酒飲みのマナーは、自分も相手も酒を楽しむためのマナー。

スポーツの世界の、スポーツマンシップみたいなもんです。

スポーツマンシップのない奴とは試合したくないように、

酒飲みのマナーのわかってない奴とは酒を飲みたくない。


次に、酒を供してくれる人のことを考えるマナーも大切です。

我らが敵、「仕事飲み会のマナー」の「注文を促して取りまとめろ」は、

店員の仕事を奪い、生産性の無駄を生み出すことにもつながります。


なんで注文するのに1回俺をクッションに入れんだよ。

直接注文した方が早くて正確だろボケ。



そう思ったことのある新人、多いはずです。


まぁそういったことをしないっていうのはマナーとしては低次元のもので、

「バーテンダーをバーテンと呼ばない」とか、

「バーテンダーさんや(ちゃんとした)居酒屋の大将の話に耳を傾ける」とか、

「店で吐かない」とか、

「友達や彼女の作ってくれたつまみに文句言わない」とか、

そっちの方が酒を供してくれる人に対して敬意を払ってる感じがしますね。


そして、酒飲みとして、

酒飲みでない人にも飲み会の場でくらいはわかっていてほしいマナー。

それが「酒に対するマナー」です。


まず、2種類以上の酒を混ぜてはいけない。

プレミアムモルツの入ってるグラスにスーパードライでも注ごうもんなら、

2、3発殴られても文句は言えないと思ってください。


次に、他人の飲む酒を勝手に決めてはいけない。

「全員ビールでいいよね?」じゃねぇ。

1杯目はビール派の俺でさえ、それはダメだってわかる。

1杯目も2杯目以降も、飲む酒を決める権利は本人にのみあります。


飲み切って焼酎に切り替えようとしたビールジョッキに、

「余ってるから飲んじゃって^^;」とか言いながら、違う種類のビールをなみなみ注ぐ、

なんていう、この2つを同時に犯すような行為をしたら、

あなたは二度とその酒飲みと飲みに行く機会はないかもしれません。


そして最後に、これは社会人より学生に多いですが、

「酒なんてアルコールであればいい。酔えればいい。」って言う奴。


舐めんな。


酒は人類共通の文化であって、その味を良くするってだけのことのために

歴史上のどんだけの人間が人生捧げてきたと思ってんだ。


味を楽しむ。香りを楽しむ。変化を楽しむ。肴との相性を楽しむ。


そうやって飲むことが酒飲みの酒に対しての敬意であると同時に、

そういう楽しみ方に耐えられる酒は、

飲み手に敬意を持って作られた、飲み手が敬意を払うべき酒なんですよ。


それを軽んじられると、酒飲みとしては黙っていられません。


さて、ではなんでこんなに、

「飲み会のマナー」と「酒飲みのマナー」は別物なんでしょうか。

それは、その根源が違っているからに他なりません。


「酒飲みのマナー」がまったくわかっていない、

しかし「飲み会のマナー」にだけはやたらと精通している人は、

酒が好きではないけど飲み会に関わりが深い人、

つまり、「飲めないけど幹事として立ちまわることで生き残ってきた」人、

または「酒は好きじゃないけど飲み会が好き」という人である可能性が高いです。


特に性質の悪いのが前者で、

酒も飲み会もまったく好きじゃないのに出ざるを得なかったためか、

苦肉の策として、

飲み会を業務円滑化支援ツールとして使うことに意義を見出していることが多い。


酒飲みの天敵ですよコレ。

彼らの望むのは、規律正しく統率された飲み会。

そのお約束の中で、「酒の場では口が緩む」というお約束を発生させ、

自分に有益な情報を引き出すこと。


彼らの目に見えている世界での、そういった「実利」の前には、

私たち酒飲みの「酒への敬意」は、邪魔でありイレギュラーであり、

ただの自分勝手な行動として認識されてしまうのです。


それが彼らの生き方なんだとすれば、否定はしません。


でも、絶対一緒に飲みに行きたくないのもまた事実。


誰だって、趣味の世界を他人の仕事に利用されたら良い気しないでしょうよ。

恐らく、この点で「ガチでゴルフが趣味です」って人とはわかりあえる気がする。

仕事で使うゴルフと趣味として本当に楽しむゴルフって、違うと思うんですよね。

ゴルフやらないから知らんけど。


そして、「酒飲みのマナー」も、「飲み会のマナー」も、

「マナー」という意味で同列ではあります。


「マナー」とは何か。

それは相手のことを考えて自発的にする行動であり、他人に強制すべきでないもの。

そのマナーを知らない人に「こういう考え方があるよ」と教えてあげるまではともかく、

強制した・された時点で、それはクソ以下のものになり下がります。


つまるところ、俺が「酒飲みのマナー」を他人に強制したら、

「飲み会のマナー」を強制してくる連中と同列のクソ野郎だってことです。


ここは気をつけなきゃいけないポイントですね。


誰かに、「酒飲みのマナー」という俺の流儀を押し付けちゃいけない。

だけど、俺がそれに沿って行動するのはもちろん俺の勝手。


であれば、流儀に理解を示してくれない人とは飲みに行かなけりゃいい。

それが一番簡単な答えですよね。

スポーツマンシップのない相手と試合をしないのと同じように。


相反する「飲み会のマナー」と「酒飲みのマナー」。

前者が好きな人は、俺みたいな人間とは飲みに行かないほうがいいですよ。

一生懸命"常識"を振りまこうとしても、いらんことすんなとイラつく、

こういう「酒が趣味」の趣味人もいるんです。


ここまで読んでくれて、かつ後者のほうが好きな人は、

ぜひ一緒に飲みに行きましょう。マジで。


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しんじ

Author:しんじ
「新氷河期世代」
と呼ばれながら就職活動をした
2010年卒の社会人。

新氷河期世代1期生が社会に出て
感じたこと、考えていることなどをつらつらと。

でも就活状況の悪化が激しすぎて
下の世代のほうが優秀かも。

コメント歓迎。
メールで何か言いたい場合は
shintubu001○gmail.com
へお気軽に。
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