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「中小企業支援」のあり方を変えてみたらどうだろう

「中小企業支援」

この言葉に、どんなイメージがあるでしょうか。


日本の中小企業支援と言えば、

技術はあるけど商売が下手な町工場や、地元密着の個人商店の支援から始まり、

大手の孫請け、ひ孫請けの会社の支援などが主流です。


支援する側も、中小とはいえ確実にお金が返ってきそうな企業や、

採算に乗せるのが一時的に難しくなったものの有用なノウハウを抱えている企業など、

比較的長い間続いてきた、「安定的な中小企業」への支援を好むようです。


大企業は大企業のまま、中小企業は中小企業のままでいる、

というのが基本スタンスと言ってもいいでしょう。


しかし、本当にそれでいいのか?と最近考えます。

海外と比較して日本はこうだからダメだ、という論調はとても嫌いですが、

例えばアメリカでは、

中小企業はイノベーションの体現者であることを求められるといいます。


つまり「革新的な技術や手法、ビジネスモデルを世に提示する役割」を担っている。

それが当たれば大企業への道を辿り、外れればさようなら。


そんなアメリカの「中小企業支援」と言われるものは、

主にスタートアップの段階の、創業して間もない企業のためのものだそうです。


企業じゃなくて労働者の話になってしまいますが、

外資系コンサルなんかの話を聞くと、彼らには「UP or OUT」の原則があると言います。

「給料が上がるか、辞めるか、どっちか」ってことです。

万年係長とか、窓際族とか、いないらしいです。


アメリカの「中小企業支援」も、きっとそんな考え方なんでしょうね。


中小企業として長い歴史を持ち、

大手の事業をサポートする形で経済社会に貢献を続けてきた企業がダメだとは、

絶対に言いません。


ですが、日本も、創業間もない中小企業を「ひよっこ会社」扱いせず、

「経済の根幹は大企業に任せておけ。お前たちは未来のためのイノベーションを起こせ。」

くらい期待をかけてやったら良いんじゃないかと思うんですよ。


それだけ社会的に期待をかけられる(=周囲から監視と評価を受ける)立場になれば、

なんかよくわからん怪しい中小企業なんてものも、少しは減るんじゃないかと思いますし。


「日本からはGoogleやMicrosoftは生まれない」

なんて言わせておくのは悔しいじゃないですか。


国が戦略的にイノベーションを引き起こす存在としての中小企業を支援して、

国全体での循環や発展を促進する、って考え方があってもいいんじゃないかと。


それに、そんな流れができれば、わざわざ就活生に

「大企業ばかり見るな。中小企業を見ろ。」なんて言わなくてもよくなりますよ。


「中小企業はイノベーションの実行者。大企業は経済の中枢を担う。」

そう世間が言うようになれば、学生の志望なんてバラけます。

だってどっちも面白そうですもん、それ。


「中小企業がカッコいい社会」って、なんか良いと思いません?


というわけで、久しぶりのマジメなお話でした。


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プロフィール

しんじ

Author:しんじ
「新氷河期世代」
と呼ばれながら就職活動をした
2010年卒の社会人。

新氷河期世代1期生が社会に出て
感じたこと、考えていることなどをつらつらと。

でも就活状況の悪化が激しすぎて
下の世代のほうが優秀かも。

コメント歓迎。
メールで何か言いたい場合は
shintubu001○gmail.com
へお気軽に。
(○を@に変更)

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