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「OB訪問」なんて名前はハードル上げてるだけだと思う。

最近ブログ書けてないですね。

いかんいかん。


まぁ書き残しておきたいことが思いつかない程度には、

お仕事に追われているということで。


オフィス街にいると、基本的に自分より年上の方々しか見かけないもので、

毎日毎日そんな環境、そんな光景に晒されていると、

なんだか自分まで若さがなくなっていくような気がするんですよ。


そういう意味でも、学校、特に大学っていう場所は

活力を引き出すのに必要な条件を備えた場所だったんだなぁなんて思ったり。


おじさま方に囲まれるより、同年代と一緒にいたほうが、

やっぱり活力って意味では出てきますよ。

広い年代がいるほうが視野が広がるだとか、一長一短ではありますけど。


それに、年下の女の子ってなぜか無条件にかわい(ry


いや、年上の女性でキレイな方・かわいい方も当然いらっしゃいますよ?

年下好きと年上好きはトレードオフではないですから。


だけど普段年上の方しか見かけない環境にいると、

年下の人に対しては物珍しささえ感じるようになるわけですよ。


就活中の女子大生とかね。


見かけると、俺も数年前はあんな初々しかったのかなぁなんて思ってしまう。


…男子大学生諸君もですね。

うん、頑張ってくれたまえ。

氷河期に負けてはいけないよ。


なにより、この時期は男の子も女の子も同様につらい時期でしょうから、

みんなに一日も早く内定が出てくれることを、心の底から祈っております。


あ、祈っちゃダメか。


でも、内定出ちゃうとオフィス街に来てくれなくなるんだよね、女子大生。

それは寂しい。


だから、もうちょっと就活が長引いてくれても…。


いやいや、それは一応就職氷河期を経験した者として、

言ってはならないセリフだろう。


けど、やっぱり女子大生が消えてしまうのは…。


などという、邪念に満ち溢れた葛藤を抱えながら、

仕事に追い立てられているのが最近の俺の日常です。


これが、2年目の余裕ってやつさ。

完全にダメな2年目の姿だけど。


というか、もっとOB訪問みたいなことが当たり前になって、

学生がオフィス街に先輩訪ねて遊びに来るのが普通な状態になると、

若手社会人もしっかりせざるを得なくなるし、

学生も情報収集が容易になるし、

そういう距離感の近い社会のほうが楽しく暮らせそうだし、

良いと思うんだけどなー。


…えっとですね、

「女子大生諸君、私のところにOB訪問に来なさい」

という意味ではございません。念のため。


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社会人の語る就職活動のやり方 番外編 コミュニケーション能力について

最近声高にコミュニケーション能力、コミュニケーション能力と叫ばれております。

もう猫も杓子もコミュニケーション能力です。

コミュニケーション能力があればプール付きの家が建つんじゃないかって騒がれ具合。


特に就活では、

「最近の学生はコミュニケーション能力ある奴少ないから狙って採ってくよ」

みたいな論調も聞かれます。


そこで以前書いた「社会人の語る就職活動のやり方シリーズ」の番外編として、

コミュニケーション能力についてでも書いてみようかと。


以前書いたのはこんな感じ。 まだまだ若さが残る文体ですね。 え?違いがわかんない?

社会人の語る就職活動のやり方(説明会・筆記編)
社会人の語る就職活動のやり方(ES編)
社会人の語る就職活動のやり方(GD編)
社会人の語る就職活動のやり方(面接編)


…久しぶりに見返してみたけど、

就活から時間がたってないからか、中々いいこと書いてるじゃないか俺。

という自画自賛をかましつつ、コミュニケーション能力の話にいきましょう。


さて、就活で言われる「コミュニケーション能力」は、

学生のイメージするそれとは違います。


これは何となく学生側もわかってることでしょう。

しかし、何が違うのかよくわからない。

だから就活本なんて読み漁って、変なテクニックを身につけたりしちゃうんです。


皆さん、そんな滑稽な状態は今日で終わりにしましょう。


おじさんたちの言ってる「コミュニケーション能力」を、

俺が学生にわかりやすい形に翻訳します。


一言で言うと、


 おじさんたちの言ってる「コミュニケーション能力」

= 学生のイメージする「コミュニケーション能力」 × 社会人慣れ度



はい、こんだけです。


つまり、「結局慣れなのよ」っていうこと。

身も蓋もない。でもそうなんだからしょうがない。


重要なのは、

この式から、まず学生は、おじさんの言う「コミュニケーション能力」においては、

絶ッ対に、おじさん達に勝てないということ。


世代の違い故の能力の違いとかでもなんでもなくて、

単純に慣れてる度合いが違いすぎる。


単語しか発せないレベルのコミュニケーション能力のおじさんだったらわからんけど。

そういう例外は置いといてってことで。


そしてもう1つ重要なのが、

おじさん達の言う「コミュニケーション能力」の社会人になってからの伸びは、

学生のイメージする「コミュニケーション能力」に比例する、ということです。


そもそもこれらの正体を明かしてしまうと、


学生のイメージする「コミュニケーション能力」 = 積極性・社交性・論理性 等

社会人慣れ = 企業社会でよくあるパターンや言い回しの学習



というだけのことです。


つまり、おじさん達の言う「コミュニケーション能力が高い人」というのは、

社会でよくあるコミュニケーションの取り方に精通している、

積極的で社交性や論理性がある人のこと。


そんな学生いてたまるか。


と思う気持ちはよくわかりますが、

この感覚が「社会」にずっといるとマヒしてしまうようで。


社会の「普通」のコミュニケーションパターンって結構特殊なんですよね。

少なくとも、それを経験していない学生にとっては。


まぁこのコミュニケーションパターンは社会人してるうちに、

なんとなーく身についてくるものなので、あまり気にしなくていいです。


というわけで、俺が学生さん達に伝えたいのは2つ。


・今は自分の思う「コミュニケーション能力」をそのまま高めればいい。

・最初は太刀打ちできないけど、
 
 ポテンシャルでは全然おじさん達に負けてないから安心していい。



ということです。


戦後世代だろうがゆとり世代だろうが、違うのは食ってきたものくらいもんです。

言う程違わない。経験以外は。


あ、あと就活的なアドバイスとして、


 おじさんたちの言ってる「コミュニケーション能力」

= 学生のイメージする「コミュニケーション能力」 × 社会人慣れ度



という式がある以上、社会人慣れ度を上げていくと、やっぱり有利です。

学生のイメージする「コミュニケーション能力」はみんな意識してくるし、

急に上げようと思っても、数週間単位で変わるものではないので。


なので、バイトとかインターンとか、そういう「学生っぽい」働き方でなくて、

もっとおじさん達と一緒に生活に密着した感じで働く体験をしてみると、

他とは差が付くかもしれませんね。


教育も企業もシステマチックになって、そういう体験をする場が減ってきたのが、

もしかすると上の世代の感じる「最近の若い奴は働くってことをわかっとらん」

って感覚の原因のひとつなのかなぁ、なんて思ったりもします。


なんだかんだで結局「おじさん受け」する奴が勝つってのは虚しくも感じますが、

所詮相手も自分も人間です。そこら辺は寛容にいきましょう。


でもアレだ。


社会人慣れ度というアドバンテージがあるが故に若者に仕事能力で勝ってるからって、

「俺マジ優秀じゃね?」ってドヤ顔してるオッサンは、確実にカッコ悪い。


就職氷河期についての考え方のまとめ

NHKで就活の番組をやっているのをたまたま見て、

それに関してTwitterでも就活について色々な意見に刺激を受けたので、

ここらでひとつ就活や就職氷河期についての自分の考え方をまとめてみたいと思います。


まず、過去の話。

「なぜ就職氷河期になったのか」という話。


これはもう不景気。これしかありません。

色々と細かい理由は絡んでくるけど、景気が良ければ就職氷河期なんて起こり得ない。

逆に言えば、不景気以外の理由、

ゆとり教育だとか、全入時代だとか、内向き志向だとか、大企業志向だとか、

そんな些末なことは、「就職氷河期」の理由たり得ないと言えます。


もちろん学生に対して、

「留学して英語身につけて来ようよ」だとか、

「中小企業にも目を向けようよ」というアドバイスが存在するのは当然です。


ただ、それはあくまで学生個人に対してすべきアドバイスで、

就職氷河期そのものへの対策にはなりません。


その個人がどう幸せになるかと、社会的問題をどう解決していくか。

そのスケールの違いを認識できていない中での学生への批判は、

あまり賢くないと思いますね。


というわけで、就職難の原因は何をおいても不況。

「この不況を作ったのは今の社会のトップたちじゃないか!」という論もありますが、

景気なんてコントロールできるものではなくて、

いつの時代も誰かが起こしているわけではなく、起こってしまうものなんです。


そこを追求しようとしても、そこに「悪者」はいません。無意味です。


ちなみに、「格差」というのも同じようなものだと俺は考えています。

格差も誰が作ったものでもない。

ただそこに在るもの。起こってしまうもの。

その責任を誰かに負わせようとしても、そんな「誰か」はいません。


さて、少し話が逸れましたが、

就職難の原因は不況で、不況は誰のせいでもない。

つまり「就職難は誰のせいでもない」というのがまず過去を鑑みて言いたいこと。


続いて現在の話に行きましょう。

就職難である現状を、問題としてどう認識するかという話。


まぁ皆さん、学生がどう悪いとか、企業がどう悪いとか、国がどう悪いとか、

色々と立場によって言いたいことはあると思います。


一回、それ全部忘れましょう。


学生も企業も国も、全て自らが考え得る限りで合理的に行動してるし、

ましてや、誰かへ嫌がらせするために行動するほどみんなヒマじゃありません。


現状について唯一言えることは、

今現在というのは各人の合理的選択の結果でしかないってこと。


つまり皆が「こうするのがベストだ」と思った行動を取ってきて、

それが積み重なった結果が今。

それが例え非合理的で理不尽に見えたとしても、

その感じる非合理性以上の合理性が現状には内包されてると言えます。


ただ1つだけ、非合理的に感じるものが、

そのまま非合理なものであるパターンもあります。


それはその選択をしたときと現在の外的環境が変わっている場合。

昔はその選択が合理的だったけど、今は違うもの。

つまり過渡期にある場合ですね。


今の就職活動というのは、世界における日本の立ち位置が、

いや、世界全体のポジショニングが変動している中にあって、

それ自身の在り方の変容も求められています。


その現状の中に置いてみると、どうも浮いて見える。

そういう非合理性は存在します。

でもそういった非合理性は次第に解消されていくものなので、

あまり気にする必要はないかと。


就職活動の現状は、合理的選択の積み重ねられた結果。

企業側の新卒重視の採用も一括採用も終身雇用も青田買いも外国人の登用も、

学生側の大企業志向もエントリー数増大も就活早期化もマニュアル的面接スキル上昇も、

全部、「合理的選択の結果」です。


合理的選択の結果としてアウトプットされる何らかの事象が気に入らないのであれば、

例えば新卒だけの採用やめろよ!と思っているのならば、

その新卒重視採用を選ぶことが合理的でないという状況を作りださなければならない。


法規制でやることもできるけど、

規制してやらせることと自発的にやるように仕向けたことでは、

まったくダイナミズムが違ってくる。


つまり、仕組みや環境変革をうまいこと考えてそうなるように仕向けたほうが、

より大きな波になりますよってことです。


それを念頭に置かないで、アウトプットの結果どれかひとつを取り上げて、

「これがいけないんだ!」と槍玉に挙げて規制でどうにかしようとする。

どうも俺には、短絡的かつ効果の薄い方法に思えてなりません。


実行可能性が少し高いからといって、

効果があまりなければただのスイッチングコストの無駄。


もちろん法規制が必要なシーンというのはビジネスの中にもたくさんあります。

しかし就活については、

なるべく情報の非対称性を排除した上で、という条件付きではありますが、

市場のダイナミズムに任せる方法のほうがうまくいくような気がします。


というわけで、就活の現在について思うのは、

「今の就活はこれでいいのか?」という問題意識を持っている就活生は多いと思いますが、

自分が職に就いて生活の糧を得るために就活する、いわゆる「現場」としての意識と、

「このままじゃいけない、こうしていかないと」と考える問題解決の意識は、

切り離して考えたほうがいいんじゃないかな、ということ。


就活中に「システムが悪い!」と言っていても、

正直何の生産性もありません。


それが八つ当たりでなく本当にシステムに欠陥があるのなら、

就職して社会に関わる人間になって、それを是正するために頑張ればいいんです。

別に就活業界でなくても、人事担当にならなくても、

社会人として現状を変えるためにできることはあるはずです。


現在の話として、結局のところ、

学生はより希望に近い条件の企業に入社できるように、

企業もより希望に近い条件の学生を獲得できるように、

それぞれが考え得る限り精一杯やるしかないということですね。


そこから先、将来的に就職難の問題にどう対処していくべきか。


これはもう、景気を良くさせるしかない。

そのためには経済構造・産業構造をいかに変えていくか、という話になりますが、

これはこれで長くなりそうなのでまた別の機会に。


また、もちろん皆で議論を重ねることも有効だと思います。

学生として、企業として、労働者として、財界として、

それぞれ自分の立場の意見を表明しぶつけ合う。

その先に解決策、というか目指すべき方向が明らかになってくわけですね。


しかし、それだけにとどまらず、

自分の中で就活の各構成要素の利害関係や行動原理を整理して、

その上で解決策を模索していく、

つまり「相手の立場や考えも理解して」解決策を提示していくという、

1つ上の次元で語ることができる人間が増えれば、より良い議論ができるはずです。


なのでこれについては、まずは自分がそういう人間になるところから始めたいと思いますね。


さて、まとめると、


・就職氷河期は誰も悪くない

・現状において、各個人にできることは精一杯かつ可能な限り合理的に行動し続けることだけ

・何より経済の活性化が重要だが、各人が視野の広い議論ができるようになることも重要



という感じですね。


いやー、長くなったけどうまくまとめられたかなぁコレ。

もっと簡潔にクリティカルにビシッと意見を表現できるようになりたいもんですね。


氷河期だけど中小企業を狙えばOKって、ホントか?

「大企業の求人倍率は1未満だが、中小企業のそれは1を超えている。」

「学生の大企業志向を是正し、求人のある中小企業とのマッチングを図ることが必要だ。」

「学生の目が中小企業に向けば氷河期は緩和され、現在の問題も解決へ向かう。」


こういう話を聞くことが多いです。


確かに、

「規模の大きい企業は0.5倍だけど規模の小さい企業は2倍だよ!

 ってことは中小受ければいいじゃん!」

って言われたら、納得してしまいますよね。


でもこれって、そのまま鵜呑みにしてしまっていいアドバイスなんでしょうか。


簡単に言うと、100人を採用する大企業1社と、1人採用する中小企業100社を、

「100人の雇用枠」として同列に見てしまっていいのだろうか、と思うわけです。



まず、100人の学生がいたとして、

みんなが1社の大企業を受けて採用にいたるのと、

それぞれが好き勝手に受けて最終的にそれぞれ100社に収まるのと、

かかる時間が圧倒的に違うというのは直感的にわかりますよね。


ごくごく単純化した話ですが、

企業と学生の間に情報やニーズのギャップがあるとして、

それを解消するのには時間がかかって、

解消を行わないといけない組み合わせの数が多くなるほどかかる時間は多くなると。


学生が100人いる場合に、企業と学生が総当たりでいくとしたら、

何らかの試験でギャップを解消しなければならない組み合わせの数は、

採用100人の大企業1社の場合は100通りですが、

採用1人の中小100社だと1万通りになるというわけです。


つまり採用規模が小さい企業が多くなると、全体のコストが上がる。

特に学生のコストが上がるのが問題。

学生にもコストの制約はありますから、結果的に総当たりできない可能性が高くなる。


100人の雇用枠の中に適性のある仕事があったとしても、

かかる時間等の関係でそこまで辿り着けないかもってことです。


加えて、1社を受けるのにかかる時間は規模とはあまり関係ないと考えれば、

同じ時間を使って就職活動をしたとして、

1人採る中小企業を100社受けたら100の雇用枠に挑戦したことになるけど、

100人採る大企業を100社受ければ1万の雇用枠に挑戦したことにもなるのでは。


そこら辺にもこの「求人倍率」という数字の落とし穴があるような気がしないでもない。


そしてさらに言えば、採用規模が小さいが故に、

採用に関するノウハウの蓄積が少ないと考えられる中小企業の採用計画が、

どれほど信頼できる実効性を有しているかについても考えないといけません。


何が言いたいかと言うと、

「うち5人採る予定だよー」って言ってる中小が、実際には何人採るんだろね?ってこと。


大企業は上の人の目もありますから、

「100人採ります!」って言ったら誤差何%かで実行するわけですよ。


で、中小企業は結構経営者の一存というか、「いいのがいたら採ろっか」って感じで、

結構採用計画と実際に採用する人数に差異がある気がするんですね。


全体で見たら平準化されるんじゃないの、とも言えるかもしれないですが、

大企業の求人倍率1倍と中小企業の求人倍率1倍というのは、

単純に同じ1倍として見ないほうがいいんじゃないか、と思うんですよ。


「ほら、数字見てみたら中小企業になら仕事があるよ。選り好みしてちゃダメだよ。」

「選んでないけど内定が無いです。無理ですヤバいです。」


というおじさまと学生のやりとりもそろそろ見飽きた感があるので、

そもそも求人倍率のデータの作り方や解釈に何か引っ掛けがあるんじゃねーの?

と思わざるを得ない。そんな気持ちです。


もちろん人材の需給のマッチングは必要なことで常にしていくべきことですが、

雇用の枠を広げる経済成長がまずは氷河期対策の大前提に来るということだけは、

偉い人に常に意識しておいてほしいことですね。


「中小と学生のマッチングやるから全て解決!」なんてありえないわけです。


そして、

「中小企業では色んな仕事ができて成長できるよ、学生さんこっち向いて」だとか、

「安定した経営体制を求めて大企業ばかり受けるのは是か非か」とかの、


大企業と中小企業どっちがいいの?

学生って大企業ばっか受けすぎじゃね?



というような良くある話とは次元の違うレベルで、問題の解釈・分析手法に対して、

これでいいのかと問い続けていくこともまた必要なことなのではないかと。


個人的には「大企業にしか目の向いてない学生の視野が狭いのが悪い」

という意見はちょっとどーよ?と思いますけど。

学生の視野はそりゃ狭いけど、でもそれが学生ってやつだし。ズレてますよね。


…なんか、

"同年代を擁護する財界の回し者"

みたいな微妙なポジションでブログ書いてる気がする。うん。


多くの学生は中小企業を受けるに至らない、が正しいと思う

Twitterで流れてきた中にこんな記事がありました。


■中小企業を受けない理由は「安定性」「知名度」「福利厚生」
http://www.garbagenews.net/archives/1569468.html


まぁこの記事自体はそんな変なことも革新的なことも言ってないんですが、

「なんで学生は中小企業を受けないんだ?」という話題は良く見ますよね。

もう食傷気味なくらい。


さて、なんで「学生は中小企業を受けない」とされてるんでしょう。


まず、今の就活はほとんどが就活サイト経由です。

つまり、

1.知ってる社名で検索する

2.興味のあるワードで検索する

3.興味のあるカテゴリで見ていく


くらいしか就職先の選択肢の作り方がないんですね。


そんな中で、まず1は大企業にのみ許されるルート。

大企業でも知名度低いと無理ですね。


よって中小企業は2か3に頼るしかないわけです。

しかし2も3も、学生が知ってるようなワードでの検索じゃ引っかからなかったり、

大量の競合がいるカテゴリ中に埋もれてたりして目につきにくかったりする。


つまり前提として、学生には中小企業を知るチャンスが少ない。


そしてさらに、学生がたまたま興味を持ってくれたとしましょう。

次にどうするかって言うと、とりあえずその企業名でググります。

大概の学生はそうします。俺だってそうします。


その結果、


HPが出てこない企業



出てきたHPが昭和的で古臭かったり胡散臭かったりちゃちかったりする企業



は、もうその時点でアウト。

ページ閉じてさよならです。


HPも碌に持てないんじゃまともな会社じゃないだろうと予測されるのはもちろん、

単純にダサいんですよ。

そういうHPには、オシャレはしなくてもいいけど身だしなみはしっかりしろ、

なんて大人たちの常套句を浴びせたくなります。


ネット黎明期の頃のようなデザインのHPを持ってるというのは、

「面接に行ってみたら今にも崩れそうなボロビルの一室だった」

くらいに学生をがっかりさせます。


名刺をミスコピーの裏紙で作らないでしょ?

社外に恰好がつかないから。

それと同じですよ。


情けないHP持ってるのは中堅くらいの会社にも結構多くて、

現代においては、こと現学生世代へ与えるイメージに関しては、

受付に綺麗なお姉さんを置くよりも、電話での応対をきっちりするよりも、

HPをきちんとしたものにすることはずっと会社のイメージアップに直結することを

いまだにわかってない人達がいっぱいいるんじゃないかと心配でなりません。


まさに会社の顔ってやつですよ。


そこらへんの学生のほうが、

ずっとセンス良くて使い勝手の良いページ作れるよと何度思ったことか。


デザインかじった情報系の学生なんて今の時期は多分余りまくってんだから、

いっそHP専任で雇っちゃえばばいいのに。と良く思います。

「色々できそうでついでにPCもいじれそうな新人」レベルで妥協する会社は多いし。


さて、ちょっと話が逸れましたが、


中小企業はもうちょっとネットでのブランディング戦略を

ちゃんとやったほうがいいんじゃねーの?


というのが個人的な思い。


会社名入れると検索予測に「ブラック」とか出てくるのもブランディング不足。

あと情報公開不足かな。

あれ実際にブラックだから出てくるわけでは当然なくて、

「ブラックかも?」と思って検索する人が多いから出てくるわけですから。


社名で検索しても情報が全然出てこなかったから不安になって、

「ブラック」って付けて検索しちゃうんですよ。


大量に離職者出してるけど構わないタイプの人海戦術系大企業は知らんけど。


ともかく、

ネットでのブランディングとネット・リアル双方での情報公開を推し進めて、

「規模は小さいけどしっかりしてんな」って思わせることが、

中小企業が学生を獲得していく第一歩になるんじゃないでしょうか。

まずはたまたま興味を持ってくれた人を逃がさないことから。

興味を持つ人を増やすにはまた別の手法が必要ですが。


で、中小企業にばっかり注文付けててもアレなので、学生側へも。


なんでもいいから中小企業受けろ身の程知れボケ、というようなことはもちろん言いません。


でも普段見ないメディア・媒体に目を通すと、

掘り出し物の就職先が見つかるかもしれないよと。


就活サイトに載ってない中小企業も多くあります。

「1人だけしか採んねーのに何百万も払ってられねーよ」みたいな。


そして、広告に使えるお金の無い中小企業はお金が無いなりに、

涙ぐましい広報・PR活動をしてたりするものです。


例えば地方自治体や公益団体の助成金使って展示会に出てたり、

そういうところのやってる何かの賞取って取り上げてもらったりとか。


そこで、自治体のHPから補助金どんなのがあるか調べて使ってそうなとこを調べてみたり、

「中小企業 表彰」とかでググってみて色々見てみるのをオススメします。

で、良さそうなとこがあったらエントリーと。


涙ぐましい努力を汲んであげようと頑張ってみましょうってことですね。


○○の賞を受賞されたんですよね!それで御社を知って興味を持ちました!

なんて言う学生がいたら、多分おじさんたち号泣です。嬉し泣きです。



結局のところ、企業にも学生にも共通して言えることは、

「相手の立場に立って物事を考えましょう」という良くありすぎるセリフですね。


まぁ偉そうなこと言ってますが、

苦手な先輩が一体どんな立場にいるのか全然わからない、

そろそろ疲れが見えてきた新人の戯言ですんで。


世の中の基本として、まじなんなのあいつ意味わかんねー

ってなる人はどこの世界にもいますよね。


それはいわゆる相性が悪いという現象なので適当に流せばいいと思います。


うん、流す。 ナイアガラのごとく流してやる。


プロフィール

しんじ

Author:しんじ
「新氷河期世代」
と呼ばれながら就職活動をした
2010年卒の社会人。

新氷河期世代1期生が社会に出て
感じたこと、考えていることなどをつらつらと。

でも就活状況の悪化が激しすぎて
下の世代のほうが優秀かも。

コメント歓迎。
メールで何か言いたい場合は
shintubu001○gmail.com
へお気軽に。
(○を@に変更)

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